「アバター」以降、急激に進化を遂げる3D映像革命。そのひとつの到達点になりそうな作品が、この「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」だ。
今回も、トランスフォーマー(変形するロボット生命体)が善と悪に分かれて、スクリーン狭しと大暴れ。
3D映像でCG主体のアクションシーンの見せ場は増え、飛び出る立体映像のアクションの連続に、ねじ伏せられたかのような疲労感に包まれた。
今回のキャストはお馴染のシャイア・ラブーフに、ヒロインはモデル出身の超絶美女、新鋭のロージー・ハンティントン=ホワイトレイ。そのうえジョン・マルコヴィッチに、実際にアポロで月面に降り立った宇宙飛行士バズ・オルドリンまでカメオ出演させたものの、印象として人間たちはロボットたちの圧倒的な戦いの渦中に身を置き、為す術も無い。
もはやされるがままの人類は置いておいて、ひたすらトランスフォーマーのケレン見たっぷりの戦いぶりを楽しむのがこの作品との正しい付き合い方だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿