2009年3月8日日曜日

ヤッターマン/NARIZO映画レビュー

再放送だったけど、幼少期、「タイムボカンシリーズ」を見て育った世代にとって、出来はどうでアレ、「ヤッターマン」実写化はニュースなのである。

そうでなくても、馬鹿映画ファンとしては、絶対におさえておきたい作品だった、この作品。
しかも、監督は三池崇史。

結果は、期待を上回る馬鹿馬鹿しさ。
そこかしこにあふれ出る、オリジナルへのリスペクトと、タツノコ愛。
あそこまで、ギャグアニメーションの演出を実写で忠実にやるなんて....という喜びと驚き、そして呆れ。


振りつけまで全く同じで「天才ドロンボー」の歌が流れたときには、もうそれだけで満足だった。

しかも、タツノコ×三池相乗効果で、エロさ、変態度合いはマニアックな路線を突き進み、お子様も多かった客席の微妙なムードは何とも言えず可笑しかった。

話題だった深田恭子のドロンジョは、アニメよりもカワイイ感じにまとまっちゃってたけど、あれでエロモン全開だったら、ホントに変態アクションになっていたと思う。....それも見たかったけど。

ケンドーコバヤシのトンズラーや生瀬勝久のボヤッキーは、見事にイメージ通り。

いやぁ...是非、皆さんも劇場へ。
人生で二度は見なくて良いけどね。二度は。
でも、一度だったら、絶対劇場で見るべき。

おそらく、「ドラゴンボール」よりははるかに直球の実写化ですから。
子供だけに見せとくのは勿体無い。
子供をダシに、お父さんが楽しみに行くお色気系変態馬鹿映画です。

そしてタツノコプロ。
あの会社は、やっぱり凄かった...と、改めて感じさせられた1本でした。

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