第一作から10年。キャストともに成長した子供のファンタジーは、今や大人向けのダークファンタジーとして最終章を迎えた。
来年のPART2に向けたこれは序章に過ぎない本作では、のっけから圧倒的な闇の勢力の支配、裏切り、そして絶望が物語を支配していく。
原作は未見。
それでも、前作は予習しておかないと、誰が誰だか付いていけないし、辛い作品になっている。
原作ファンは言いたいことが沢山あるかもしれないが、140分を超えてくる本作は、正直、映画で語ろうとした内容に対して長すぎた。途中でダレるのだ。
しかしながら、VFXで描き出される、それこそ魔法的なシーンの数々や、ハリーを追い詰めていく闇の勢力の描写は素晴らしく、続きが気になって仕方ない。
それに今回は、屋敷妖精トビーが大活躍である。
そしてこれがまた、CGキャラなのに泣かせる奴なのだ。
もうここまで来たら、これは敢えて原作には手を出さず、最後までスクリーンで最終章に付き合おうじゃないか。
最終作には、もう少しテンポが欲しいけどね。w
0 件のコメント:
コメントを投稿