だったら、ブログだって、Googleの「Blogger」(正式名称はblogspot)を使ってみようじゃないかと、思い立ってノリでページを作ってみた。
いじってみて気付いたのは、今まで永らく使っていたLivedoorblogよりも、はるかにシンプルで直感的にブログが作れると言う事。
ページレイアウトの設定なんかも、部品を簡単に追加できるのは勿論、サイドバーの要素を入れ替えるのだって、上のキャプチャの様にドラッグで行えたりと、凄くわかり易い。
画像の挿入も、サーバーにまとめて画像だけ先にアップする必要は無く、都度、すきなところに挿入するカタチでアップロードできる。勿論、Web上のコンテンツを読んできて表示させる方法も取れ、初心者がストレスに感じる手順は、シンプルな分、大幅に減っている。
モバイルでの更新よりもPCから更新することの方が多い俺としては、面倒臭い画像アップロード作業が軽減できるのは、朗報。加えてgoogleのサービスだからYoutubeなど関連サービスとの連携も簡単だ。
画像の方は、編集画面でアップしたものが自動的にPicasaのWebアルバムで管理される。picasaで管理可能な画像の容量は2008年の7月現在で1GB。
それだけで考えると、2GBまで可能なLivedoorのサービスに比べて見劣りするように思うけど、実質、俺のアップするコンテンツ程度なら、それでも充分すぎる。(俺の場合、mixiだって実は20MBしか使ってないし、4年前からLivedoorで細々と更新している「暴言日記」ブログだって、結構、写真を入れたつもりでも56MB。実際、そんなもんなのね。)
更新が楽だと結論付けば、以前のブログとホームページは新規の更新を止めて、映画批評から、気になるガジェット、美味しいものや時事ネタ、遊びに行った先のレポートまで、一切合切の発信を全てここに集約させてみるのも良いかもしれない。
しかし、ブログってのは細々と長く続けると、気恥ずかしい歴史がそこに刻まれている事に気付くね。
「暴言日記」の最初の頃のコンテンツは2004年で、この頃はまだ俺、レコード業界に居たもんね。
そして、そのころの日記なんて、まぁ...実に青臭い事が書いてあって、ホントに恥ずかしい。
連日の送別会に酔っ払って書いた2004年9月の日記とか、転職した先のブロードバンド配信の会社が行って半年で解散になり、再び音楽配信や権利処理の会社へ身を移すことになった2005年3月の日記とか。
当時の日記は、青臭いけど、若いのに任せて面白いことに貪欲な様子と、勢いに溢れている。
次の職場に出社するまでの暇な期間に、連日の呑み会に呑み疲れ、酒を抜くために逃げるように愛知万博へ出掛けてるくだりなんて、今見ると、非常に馬鹿で、懐かしい。
海外とかに行かないところも、なんか俺らしい。
結局、そのあとの数年も、不思議な縁やらチャンスが続いて、映画やアニメに関わったビジネスをして来た訳だけど、「人との出会いを」大事にするという基本だけはこの頃からしっかりしていた様で、あの頃の馬鹿だけど勢いで何にでもチャレンジした俺が居たから、今の俺が居るんだな..と。
恥ずかしい過去ブログを読んで改めて感慨深いものを感じた俺なのでした。