2009年4月19日日曜日

みなとみらいにマシン・スパイダー クモ歩く「La Machine」

今年は横浜開港150周年なのだそうで、4月28日から9月27日まで、みなとみらい地区を中心に「開港博Y150」が開催される。
で、そのプレ・イベントとして、フランスから日本に初上陸。
スペクタクル・アート劇団の「ラ・マシン」によるパフォーマンスに出くわした。
彼等は、ディーゼルエンジンやタイヤつきの山車に、メカメカしい機構をつけて「生物」を造り上げ、それを繰り出して街と一体になったショーを展開するのだという。

今回、横浜に上陸したのは2匹のクモ。
その名も「レ・メカニック・サヴァント」。博識な機械という意味らしい。しかし、想像以上に大きくて大迫力だった。


このクモは、ときより、糸の代わりに水煙を吹く。そして、これ、結構濡れるのだ(笑)。
赤レンガ倉庫を目指すクモ。怪獣映画の1シーンを見ているかのようだった。

「ラ・マシーン」は、このクモを不気味なものではなく、糸を紡いで巣を作る「独創的なイキモノ」として制作したとの事。
最初は、驚き、暴れるクモがやがて街で人々と触れ合い、横浜が大好きになるというストーリーらしい。


赤レンガ倉庫をひとまわりして、日本大通をパレードするクモ。
ちなみに2匹のクモの後ろにはクレーンで吊られた生バンドとスピーカー群が続く。



じゃれあう、クモ。そこに雪が降り注ぎ、2匹はしばしの眠りに付く。夕方、再び新港埠頭へ2匹揃って帰っていく予定だとか。今回のイベント終了後も1匹だけは開港博で展示されるらしい。
どうせなら、動くのが見たいね。


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