2009年7月27日月曜日

ガンダムをガン見しながらガンガン呑む会

お台場の等身大ガンダムの下で、花見みたいに酒を呑もうという企画。
「ガンダムをガン見しながらガンガン呑む会」
この日曜日に、遂行しましたよ。
開場の10時から、終了の20時まで、のべ10時間耐久呑み会。
最初から最後まで通しで居たのは幹事のおいらだけでしたが、総勢25名。
馬鹿になりました。
神々しささえ感じるガンダムを見上げながら心行くまで呑みました。
みんな、最高でした。


酔狂侍公式に会場の様子やガンダム画像を色々、アーカイヴしてあります
これから出かけようという皆さん、参考にしてください!

2009年7月26日日曜日

セントアンナの奇跡/NARIZO映画レビュー

1983年のNYで郵便局員が客をいきなり射殺する事件が起きる。彼の部屋からは歴史的に貴重なイタリアの彫像が。すべては、彼が兵士として派遣された約40年前のイタリアの戦場から始まっていた。



スパイク・リー監督の新作。
祖国に尽くして命を張っているのに、選挙権も無く、ゴミの様に無残な扱いしかされていない黒人部隊の兵士達と黒人差別をしないイタリア人達の切なく哀しい物語。
しかしねぇ...160分。長いよ。絶対、もう少し短く出来たもん。俺、途中で時計を何度見たことやら。
奇跡でもなんでもないけどさ、最後、結局泣いちゃったね。

2009年7月21日火曜日

六本木で涼しく夏を過ごす方法

夏らしい休日を涼しく満喫したいなら、NARIZOの今年のオススメは意外にも六本木である。
先ず、寝坊して昼ごろ起きたら、おもむろに着替え、14時半過ぎに六本木ミッドタウンへ向かおう。
まだまだ陽射しは強いけど、そろそろ夕方の涼しい風も感じられる時間だ。

では、NARIZO特製のお馬鹿VTRをごらん頂きながら、東京生まれ東京育ちのNARIZOがオススメする、この夏の六本木の過ごし方を説明しよう。

映像は、オススメする1日の過ごし方順に展開している。
以下、映像に出てくる順にレコメンドしてみる。

①15時から、ミッドタウンの小川では「Ashimizu」体験が無料で開催される。

単に裸足で小川に足を浸すだけだが、これが非常に心地よい。
混雑すると20分で「時間ですよ」と声を掛けられてしまうらしいが、連休最終日の20日であるにも関わらず、これが意外と知られていないらしくて、なんやかや、1時間半も馬鹿話に華を咲かせつつ、足を浸していたおいら。
上がる頃には、すっかりクールダウン。

続いて、

②ミッドタウンの中のスーパーマーケットにて買出し。

ミッドタウンは高級だ、何でも高いと決め付けてはいけない。
スーパーはなんと、地方のヒトにも親近感のイオン系列だ。逆に都内じゃ珍しい。
ここで、しこたま酒と惣菜を買い込んで芝生エリアに持ち込むのが、出来る庶民の楽しみ方。
4人で散々買っても割れば3000円くらい。むしろ安い。


まるで、セントラルパークみたいに(行った事無いけど/爆)、ガイジンのキッズが遊んでいる芝生広場。
大人のガイジンが怖いあなたでも、カワイイ外人キッズなら安心。

③英語力も精神年齢も丁度いいから、交流をはかってみるのも一興だ。

我々も駄菓子の「ミソカツ」を与えてみたが、すぐ、マザーが「食べられないから」と返しに来た。
自由に遊んでいるようで、ちゃんと管理されている(笑)。

19時10分。

④芝生エリアで高さ60メートルまで水が噴き上がると言う「水花火」がスタート。

これは、遠くで見てもつまらない。
出来る限り前方で、見るべし。風向きによっては、びしょ濡れになれる。

20時。
食い散らかした後片付け。芝生広場にはちゃんと、ゴミ箱もあるから便利。

ここから、ミッドタウンを離れ。
ちょっと歩いて六本木ヒルズへ向かう。

⑤六本木ヒルズの屋上へ


今やなんと、300円の別料金。
リーマンショックで、リーマンが出て行ったしわ寄せか(爆)?

しかし、屋上の夜風、絶景は一度は体験しておきたいもの。時間を忘れていつまでもい続けてしまう魅力がある。
こうなると、酒でも呑みたい気分だが、ここには、ケータイとカメラしか持ち込めない。他の荷物は無料ロッカーへ預けて登る事になるので、流石の俺たちも酒を手放す事に。
それでも、時間を忘れるほどここの夜景は素晴らしいから、降りていつもの展望フロアが物足りない事物足りない事。

しかーし、今なら、

⑥SKY AQUARIUM IIIを開催中。(10/4まで)


恒例、トップアーティスト達がコラボした天空の水族館だ。ここもオススメは夜。
幻想的な魚達を見て、涼に浸ろうではないか。

そんなわけで、近場で昼過ぎから出かけても大満足の六本木。
この夏、ふらっと出掛けてみるには面白い....はず。

2009年7月20日月曜日

ハリー・ポッターと謎のプリンス/NARIZO映画レビュー

ヴォルデモートの支配力はついに人間界にも及び、いよいよ強大なものとなっていた。最終決戦が迫っていることを知っているダンブルドア校長は、ハリーとヴォルデモートの防御を解く手がかりを見つけようとするのだが、闇の勢力の手は既にホグワーツにも伸び始めているのだった。



冒頭のスピード感に溢れたシークエンスから、一気に作品世界に惹き込まれる今作。
不気味だが幻想的色彩のファンタジー世界でありつつ、極めてダークなストーリー展開に、メインキャラたちの恋という脇道のエピソード、笑える要素を加え、その末メインキャラの死が待っていたりして、時間が長い上に忙しく、挙句の果てに、何ら問題の解決を見る事無く終わってしまうという....この何とも言えない残尿感(笑)。
まさにシリーズの終わりの始まりとも言える本作だけに、いいところで後に続くのは想定の範囲内ではあるけれど、2年越しであと2本見ないと完結しないと、改めて最後に言われると、これはしこたま長く感じる。
どうなってしまうのか、原作を読んでない俺としては、非常に気になるという意味で。

見事に映像化された魔法の世界観に加え、イギリスを代表する名優達が、名を連ねるキャスティングは見ているだけでいつも通り愉しいが、ロン役のルパート・グリントが成長とともにチンケさ満開なのに対して、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンは、色気が出て来て、ちょっとヤバイ感じ。
シリーズが終わる頃には物凄く綺麗な女優さんになってるんだろうな....ってところまで含めて、続きが楽しみである。

2009年7月19日日曜日

ソニーの「Life-X」って知ってる?

ソニーが昨年の秋から、細々はじめたWebサービス
Life-X」。

知ってる、これ?

なんか、早起きしたので、登録してみた。

これは、所謂、ブログサービスではなく、コンテンツ共有サービスって事らしい。

つまりね、俺がWeb上に誰でも見られるカタチでアップしたYoutubeとかブログの記事とか、写真とか、ツイッターな呟きとか、そう言うのが、タイムライン上に時系列でサムネイルされて、まとめて見られるという代物。

だから、1年以上前からブログやらYoutubeやらやっていると、いきなりコンテンツ的に充実してしまう。俺のページも、垂直立ち上げ(爆)。
(でも、クローズドで情報発信しているmixiの日記とかは対象外)

画面イメージは、こんな感じ。





つまり、「Life-X」は、このサービスで積極的に情報発信をするってコンセプトではなくて、あらゆるWebサービスに散らかった俺の発信情報を一箇所で、まとめて見られる、いわば「NARIZOまとめサイト」みたいな使い方をするサービスなわけ。

で、それをPC、ケータイ、ブラビア、PSPやPS3でも見られるというところが、ソニーなんだろうね。
http://life-x.jp/about/

個人の情報発信も、氾濫してきて、それをテレビ局のチャンネルみたいに整理したいって...そういうサービスなんですな。

で、使ってみて思ったこと5つ。

①更新って感覚が無い

Youtubeとか、ブログとか、ついったーとか、関連づいたサービスを更新してれば勝手に反映されるから、維持に面倒臭さはなさそう。

②ユーザーを選ぶ

言い換えればYoutubeとか、ブログとか、ついったーとか、複数サービスで色々発信してないユーザーには、そもそも見せられるコンテンツが少ない、もしくは無いわけだから、Webサービスをある程度、積極的に利用している、一握りのユーザー向けのサービスになってる気がする。

③ネット多重人格者には不向き

オープンに公開しているWebコンテンツでも、サービス毎に敢えて、テーマや人格を変えているような人にとっては、1人格としてそれらのコンテンツを関連付けること自体、ナンセンスだと感じるかもしれない。

④そもそもコンセプトが半端

元々オープンに公開していた各サービスのコンテンツを時系列に見せて、博物館の展示とか、テレビ局のチャンネルみたいに「俺のコンテンツ見て!」って集約できるサービスなのに、「Life-X」はマイミクみたいに申請が必要な「フレンド」というグループにしか、ページへのアクセスを一切許してくれない仕様。
元々、オープンなコンテンツを関連付けている時点で、誰でも閲覧できていいはずなんだけど、これって、何の意味があるのかね。

ブログやYoutubeや写真の更新情報がビジュアルなインタフェイスで一箇所に集約できて、オープンに見せられたら、便利だし価値を感じるんだけどね。

実はアルバムって機能の中に、フレンド同士で1つのアルバムにコンテンツの追加や共有ができたりするサービスがあるようだけど、制限はそこだけでも良かったはず。このあたりの不明な閉鎖感に利用者が広がらない理由があるんじゃないのかね。

そもそも、単なる「まとめ」サービスへのアクセスに会員登録するだけのモチベーションなんて、生まれ辛いだろ?


⑤ソニーの覚悟を感じない

で、せっかく時系列に情報発信をまとめてみても、情報の保持期限が1年前まで(1年間)...ってサービス仕様ってどうなのよ。

使い方の説明イメージに「成長記録」を両親に届ける....
って提案があるけど、MAX1年間で成長記録って言えるのか?
他にあったコンテンツを集約する「他人のふんどし」的サービスであるにも関わらず、なんか、サービスに「続けていこう」という覚悟を感じられない。

時系列の情報集約を売りにしつつ、保持期限が1年間になってる意味はホント不明なんだが、これは購入して1年チョッとで壊れてしまう傾向にあると、よく言われるソニー製品の寿命に習ったわけ...じゃないよね?

そんなわけで、ダラダラ、使ってみた感想を書いてみたわけなんだが、維持に手間が掛からないだけに、これの面白い使い方について、チョッと考えてみようかな。

えーっと、単にYoutubeやブログやツイッターのつぶやきが、まとめて時系列で閲覧出来るだけのサービスですが、それでも使って見たい方は、どーぞ。

http://life-x.jp/about/

いつも通りNARIZOで居ますので、検索してフレンド申請してみてください。

2009年7月7日火曜日

ヱヴァンゲリオン新劇場版 :破/NARIZO映画レビュー

食わず嫌いだったヱヴァに挑戦してみた。

画は想像通り、凄いクオリティだったけど、あれだけよく判らない話なのに、なんか夢中になれたり、ちょっと切なかったりするのは凄い事だなぁ...と思う。
で、どう収拾つけるのかね。あの話はこの先。とは言え、そもそもよく判らない話だから、収拾って言っても付くのか付かないのか、意味がわかって終わってくれるのかどうかさっぱり謎だし、そこについては何の期待も出来ない気がするが。
それでも新劇場版はちゃんとエンタテインメントする計画だって聞いているので、期待したいなぁと....思ったのだった。
せめて、ちゃんと決着つけて欲しいね。こうなったら。

2009年7月6日月曜日

ディア・ドクター/NARIZO映画レビュー

山あいの村で慕われている医師、伊野(笑福亭鶴瓶)の元に、医大を卒業したての研修医・相馬(瑛太)がやってくる。相馬は田舎の医療に戸惑うも、伊野の働きぶりにやがて共感を覚えるようになっていく。しかし、ある日突然、伊野は、失踪する。彼には誰にも言えない大きな秘密があったのだ。

「ゆれる」が絶賛された西川美和監督の最新作。
...と言っても、あまり「ゆれる」のテーマにはそそられなくて、実は未見だった俺。しかし、今回は、山間の村で慕われる医師の失踪と、そこに隠された秘密...という作品のプロットに興味が沸いた事と、あまりにも周囲の特に業界関係の友人達の評判が高かった事、そして何よりその医師を演じるのが笑福亭鶴瓶というところが、気になって、シネカノン有楽町一丁目へ日曜朝っぱらから出かけて見た。

劇場は、年配者から若者まで満員だった。
上映劇場数は決して多くないものの、これが適正サイズの興行でおそらく相当高いアベレージで劇場の収益が上がって居そう。で、その吸引力におそらく物凄く貢献して居そうに思ったのが、主演の笑福亭鶴瓶の存在だ。
誰からも憎まれない鶴瓶のキャラクターだからこそ、中盤には観客に明らかになってしまう秘密(実はもぐりの医者だった)をも、どこか許されてしまうし、彼の存在、村人との心の触れ合いそのものが、科学的医療の正確性よりも村人達にとって必要であったかのように暖かい眼差しで描かれる作品の展開にも、無理を感じ無い。

葛藤しつつも、偽医者が誰よりも暖かい「こころ」を持っていた...そういうファンタジーが、ここに見事に成立している。

エアポケットの様な無医村の問題や、現代の医療が抱える様々な課題に西川監督なりの問題提起を投げかけながら、実は医療映画でもなんでもなくてシンプルに「こころ」の映画になっていたと思う。

思えば、子供の頃にお世話になった街医者の先生達の医院ってのは、朝の待合室が老人達の集会場みたいだったけど、多かれ少なかれ、技術よりも「こころ」の医療だったのかもしれないなぁ...(笑)