その頃、湖底を震源とした地震が発生。地割れから地底湖の口が開くと、そこには太古に絶滅したと考えられていた獰猛な肉食魚の大群が棲息していた。
獲物を求める太古のピラニアたちは何も知らずに馬鹿騒ぎするパーティーピープルや、水着美女の尻やら乳やらを目掛けて今まさに襲い掛かろうとしていた。
70年代のカルト的パニック映画「ピラニア」をなんと、立体でリメイク。
とうとう、出てきた3Dの歴史に刻まれるであろう飛び出すエログロ馬鹿映画。
手掛けたのはフランスのスプラッタ映画界の急先鋒、アレクサンドル・アジャ監督。ぶっ壊れてます。
3Dメガネを掛けると、見事な乳とか尻とかが画面から飛び出て大はしゃぎ。ピラニアの大群も飛び出て、大騒ぎ。そして、馬鹿騒ぎするアメリカ人を踊り食いするピラニアさんたちの映画。
ストーリーなんて、ホントそんだけ。
あまりにブラックで、しょうもない残酷シーンって笑えてしまうんだよね。「ピラニア3D」は久しぶりにそういう感覚を味わえる映画。歴史に残る名作になると思う。
とにかく馬鹿を徹底的に追求し、徹底してワルノリしまくるこの作品。最初の犠牲者はあの名作「ジョーズ」のリチャード・ドレイファスだったり、ピラニアの正体を究明する魚博士が「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」でドクを演ってたクリストファー・ロイドだったり、カメオ出演の脇役が先ず、とんでもなく豪華。
そんでもってケリー・ブルックはじめ、ゴージャスな水着美女たちはマジで目の保養。
パニックシーンは、もう呆気にとられるほどハチャメチャで真っ赤っか。
千切れたチン○ンをピラニアが奪い合うという、馬鹿映画の映像史に残るであろうワルノリまでやってのけ、R15指定の限界に挑戦。
しかも、これで終わるわけが無いお約束のラストシーンは、期待を裏切らないというか、ある意味期待以上。
そりゃ、天下の東宝洋画系でもレイトショーでしかやれないわ(爆)。
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