全ての人間の成長は25歳でストップする社会。唯一の通貨は「時間」。
限られた一部の富裕層が永遠の命を享受する一方で、圧倒的多数の人々の余命は23時間。
生き続けるためには、日々の重労働によって時間を稼ぐか、他人からもらう、または奪うしかない。
富裕層による寿命の一方的搾取の実態を知ったスラムの青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、戦いを決意する。
格差社会の問題が深刻化するアメリカの現状を反映するかのようなテーマのSFアクション映画。
一部の富裕層が独占するのは富ではなく「時間」。貧者が生き残るには、搾取した時間を奪い返さなくてはならないという設定の下、階級闘争と大富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)との身分を越えた愛を描く...。
つまり、想像通りの展開で驚きも新しさも大してないSF作品。
なんだろう、この安っぽい展開は。だが、それでいて決して馬鹿映画の体にはなっていない半端な感じ。(笑)
ユニークなのは25歳で全ての人の成長が止まるために、25歳以上に見えるようなキャラが一切出てこないこと。
そのせいか、若手の役者ばかりで輪をかけて安いドラマを見ているような気にさせられた。
アイディアは悪くなかったのかもしれないが、ドラマ部分の魅力に欠けるものがあった様に思う。
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