2012年8月20日月曜日

アベンジャーズ

「アイアンマン」、「インクレディブル・ハルク」、「マイティ・ソー」、「キャプテン・アメリカ」この数年で公開されてきたマーベルのアメコミヒーロー映画は、実は全てこの作品を製作するために準備されてきたものだった。
「アベンジャーズ」とは、これらの個性的なヒーローが一堂に会して、地球の危機に際して力を合わせて立ち向かうアメリカの人気漫画を映像化したものだ。
観客に、それぞれのヒーローを知ってもらう意味で、各ヒーローを単独で映画化し、各作品のラストに、この「アベンジャーズ」への繋がりになるシーンを挿入して数年越しで観客に予告してきたわけだから、壮大な映画プロジェクトであることは間違いない。

海外では早くも物凄い観客動員で立て続けのヒット記録を樹立のニュースが飛び込んできているものの前述のヒーローについて多少なりとも知識や思い入れが無いと、はっきり言って「つまらない」映画だと思う。
言ってみればウルトラマン大集合とか、仮面ライダー大集合みたいなノリなのだが、富豪の自己中進派から、モンスターに変身する科学者、神からスパイに至るまで、チームを編成するキャラクターの世界観は見事にバラバラなので、これが許せなければ、まず「ありえない」映画だ。


それにストーリーは、追放された神が、異星人と手を組んで地球を襲うという、これまたとんでも話。
「マーベルって何?アイアンマンって何?」なんて女の子は勿論のこと、「アイアンマン」と「キャプテンアメリカ」は知ってても「マイティ・ソー」を見てないと何で神様出てくんの?と、クエッションの嵐だと思われるので、ホント、見る人を選ぶ映画だと思う。

この作品の正しい楽しみ方は、オタク系や馬鹿映画が大好きな連中と、酒飲んで、盛り上がるような見方だ。
だから、デートで行くならまだ、「トータル・リコール」とかの方がマシだ。
映画としては....続きとか、俺は、あまり見たい感じでは無かったね。(爆)




0 件のコメント: