ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)に誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すという危険な冒険に加わる。
ピーター・ジャクソン監督が、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前日譚にあたる「ホビット」をやはり3部作で製作。
その第1弾となるのが本作だ。
上映時間は170分。これは長い。
けど、実際のところ全然「長さ」を感じなかった。
3D映画化されたミドルアースは美しく、山河や奇怪な森の深部、そしてもちろん戦闘シーンに至るまで、その映像体験は興奮の連続で、愛すべきキャラクターと共に過ごす時間はあっという間に過ぎた。
シリーズの導入部として「ロード・オブ・ザ・リング」の1部「旅の仲間」と比較しても、この作品のテンポは非常に良いし、そもそもストーリーは、それ以前を描いているから、むしろ「ロード・オブ・ザ・リング」見たことない人に薦められる内容になってる。
この冒険はホビットではなく、ドワーフたち中心の物語だが、なぜドワーフはエルフと仲が悪くなったのかなど、「ロード・オブ・ザ・リング」で台詞の中でしか語られることがなかったエピソードが、サルマン(クリストファー・リー)や、エルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)といったお馴染みのキャラクターを交えて描かれる。
そして、平和だったはずのミドルアースに、邪悪が影を落としつつある様と、ビルボが例の「指輪」に出会うエピソードが描かれ、続きに対する期待をものすごく煽る形で終わる。
いやぁ、ホント、早く続きが見たい!!
さて、国をあげてこのシリーズへの制作に協力しているニュージーランド。
今回は「ホビット」の予告編に加えて、「ホビット」とタイアップで作られたニュージーランド航空機内安全ビデオも貼っておく。
良いな。こんな飛行機乗ってみたい。(笑)
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