2013年2月9日土曜日

ゴーストライダー2

父親を死から救うため悪魔と契約した男、ジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)。 
その代償は、憎しみや怒りに呼応して、悪を焼き尽くす復讐の妖精=ゴーストライダーを自らの中に宿すことだった。
 引き篭もって苦しむジョニーの元にある日現れた僧侶モロー(イドリス・エルバ)は魔界の王メフィスト(キアラン・ハインズ)が自らの新たな体として狙っている運命の少年ダニー(ファーガス・リオーダン)を悪魔の手から護って欲しいとジョニーに依頼する。
その成功報酬は、、悪魔との契約を解除すること。
ジョニーは、誘拐されたダニーを奪還するため再びゴーストライダーを解放する。


 失礼な話なのだが、俺にとって名優ニコラス・ケイジは、常に笑いのツボだ。
あのちょっと情けないというか、間抜けなオジサン顔を見ていると、それがシリアスな話であっても、どこかユーモラスに感じてしまう。

そのニコラス・ケイジがだよ。
 燃え盛るドクロ頭のダークヒーローに変身するって展開、こんな馬鹿っぽくて大好物の匂いがする映画、放っておけるはずが無かった。
 一部の馬鹿映画ファンに大喜びされながらも、これは続編は無理かな...って位、一般の人には相手にされてなかった気がする前作から6年(笑)。

 まさかの「2」公開。
 予告編では、期待通り、またしても、オッサンが燃え盛っている。
 面白くて儲かる映画が数多公開されている昨今、こんな馬鹿臭が漂う洋画、いつ終わっちまうかわからねぇぜ!!と、俺はライダーさながら、初日の劇場へひた走った。

 今回も、より一層後退した生え際が、地獄の業火に包まれて、前回よりも数段派手にカッコよく、カネを掛けているのに敢えてチープに馬鹿っぽく....燃えドクロに変身したニコラス・ケイジが、悪を燃やし尽くしていく。

 ああニコラス・ケイジ。
なんと期待を裏切らない男よ。
 既視感の強い、戦闘シーンとかアクションシーンばかりだけど、良いんだ。
ニコラス・ケイジが出てるだけで味が違うんで。
そして、唖然のラストの展開。
 ここでは絶対ネタばれは書かないけど、そうか。
これは相当前向きにシリーズ化するつもりなのねと、俺の期待も燃え上がった。

 ここまで読んで「ビビっ」と来たB級大好きな映画ファンは、なるたけ早く劇場へ。
 これはデカいスクリーンでやってるうちに見ておかないと!!(笑)
 

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