2009年12月23日水曜日

アバター /NARIZO映画レビュー

22世紀。青い肌と人間よりも大きな体を持ち、原始的な生活を送る先住民族“ナヴィ”が暮らす衛星パンドラの地下には莫大な利益をもたらす鉱物が眠っていた。人類は、ナヴィを排除してこの鉱物を手に入れるべく、ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体“アバター”を生み出し、オペレーターの意識をリンクさせて分身として、ナヴィたちの中へと送り込み、採掘の機会を窺っていた。
車椅子の生活を送っていた元兵士のジェイク(サム・ワーシントン)も、アバターのオペレーターとして計画に参加、だが、やがて族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ちる。しかし、刻一刻と、人類による総攻撃の時間は迫ってた。


 全編に渡ってCGIで描かれた異世界。文化も言語も、生物や気候、風景に至るまで徹底的に創りこまれたその世界が、なんと3Dで立体的に眼前に迫ってくる。
そのインパクトは「ジュラシックパーク」であたかも生きているかのようにしなやかに動く恐竜達の姿に興奮して以来の刺激的な映像体験だった。
しかしそれでいて、お化け屋敷の様にあざとく立体映像で驚かせるための仕掛けを散りばめた、疲れる映像にはなっていない。あくまで、画面の奥行き、世界の広がり、ダイナミックなストーリーを盛り上げるための3D。
つまり、あたかも、自分までナヴィに降り立ったかのようなリアリティを与えるための演出として、3Dは機能している。そして、この作品は間違いなく、エンタテインメントにおける映像技術のひとつの到達点と呼ばれる事になるだろう。

ストーリーは白人がかつてインディアンにしてきたような征服のエピソードである。
そして、人類による身勝手な環境破壊が、この作品でもまた繰り広げられる。
作品が言わんとしている事は、物凄くシンプルであり、先の読める展開には様々な意見や感想が寄せられるかもしれない。そして、2時間半を超える長尺は、ハッキリ言って長すぎた。

しかし、イマジネーションに溢れた映像と、シンプルなストーリーは、演じる役者そのもののアバターとして画面を動き回る青い異星人を「美しい」と思わせるほどの魅力に溢れていた事も事実。

絶対に3Dで愉しむべき映画だ。












2009年12月15日火曜日

ルパン三世がブログを盗みに来る

ルパン三世がブログを盗みに来る

このブログパーツは中々面白い。


2009年12月13日日曜日

ヤバイ!ハマってしまったSpore™ Origins

現在、期間限定で値下げ(115円)になってるiPhone用のゲームアプリ「Spore Origins」にダダハマリしている。

このソフト開発元はエレクトロニック・アーツ(EA)という、海外ゲームでは老舗の有名メーカー。
で、恐らくiPhoneユーザーの間では結構有名なんだろうけど、この「Spore Origins」は実にキモカワイイ、生体育成ゲームなのである。

育成ゲームといえば日本で有名なのは「たまごっち」だが、こちらはもっとアカデミック。
最初は微生物からスタートして、ひたすら強い敵から捕食されないように逃げ、自分より小さな微生物を食べて成長させていく。
操作は、iPhoneを傾けるだけ。しかし、獲物を追いかけたり逃げたりと、これはこれでかなり興奮する。



先ず始めにユーザーは、オリジナルの微生物を作成する。
ハッキリ言ってグロいこの生物には名前も付けられるので、会社の社長の名前や、恋人の名前など適当に笑えるものを付けてみよう。

ステージが進むと、「毒」の効果で外敵を麻痺させたり「バリヤー」の効果で敵を寄せ付けない共生生物をアイテム的に従える(一定期間で消滅)事も出来るようになる。

敵から逃げつつ



自分より小さな微生物を見つけたら追い掛け回して



食べまくる。



連鎖的にガンガン食べまくれば得点も多く入る。左上のDNAのゲージがいっぱになるとステージクリアだ。



ステージをクリアしていくと、進化出来るようになる。
稼いだポイントにあわせて、目や触覚、角などをつけて弱肉強食に打ち勝つ身体に進化させてやる。身体の色も自由に変更可能。自分で撮影したiPhoneの写真ライブラリーから好きな写真を選んで、生物の皮膚にテクスチャとして貼ることも可能で、これが中々面白いのだが、昼食べたウナギの写真を試したら、洒落にならないくらいグロくなったので、流石に使うのは思い留まった。(爆)



シンプルだけどハマる。そして、始めはグロかった自分の生き物が次第に可愛く見えてくるんだから、このゲームは凄い!!!

カールじいさんの空飛ぶ家/NARIZO映画レビュー

この家で君と出逢い、君と約束をした...愛を誓い、夢を見た。
78歳のカールじいさんは、最愛の妻エリーを亡くしてから、家に引きこもっていた。いつしか、再開発の波にすっかり取り残された彼の家。立ち退きの日が迫ったある日、彼は人生最初で最後の旅を決意する。目指す場所は、エリーと夢見た約束の地。南米にある伝説の滝パラダイス・フォール。その方法は、エリーと過ごした想い出の家に無数の風船をつけ、家ごと大空に飛び立つというものだった。


商業的な映画作品というのは、企画・開発の過程で多かれ少なかれ「今」それを創るコトのマーケティング的な意味を問われる。

子供が大喜びするようなキャラクターや、夢のあるストーリーで常に話題をさらってきたピクサーアニメーションスタジオは、生長する我が子からの親が子離れする話でもある「ファインディング・ニモ」や、前作、「WALL・E」辺りから、従来の魅力に加えて、よりオトナに訴えるようなテーマ性を強めてきた。


 そして、ピクサーは主人公に78歳の老人をもってきて、「カールじいさんの空飛ぶ家」で、本格的にオトナをターゲットにしたファンタジー映画に挑戦した。

世界的な経済危機で、オトナたちの信じていた価値観が揺らぎ、何となく自信を失ったり、希望が見えなくなったりしているこの時代に、家庭やパートナーと過ごす「幸せ」という、基本的なテーマをぶつけてきたピクサーの作戦は、ベタだが、確実に当たっている。

音楽だけで内向的なカールと活発なエリーが結婚し、幸せな生活を送り、やがて死別する過程を見せた序盤の一連のシークエンスは、暖かくも深い感動を呼び、観客はそこで一気にカールに感情移入してしまう。ある種、感動のピークを冒頭に持ってきてしまう様な凄い展開なわけだが、そのせいで、本当に冒頭にしか登場しない妻のエリーの存在の大きさが、観客には強く印象付けられる。

冒険を共にすることになる少年や、子供が大喜びしそうな動物キャラ達との出逢いを通じて、過去の想い出に閉じこもっていた老人が、自分の足で新たな人生に踏み出し、輝きを取り戻すというこのストーリーは、高齢化が進むニホンの大人達にとっても、「見たかった」エンタテインメントである事は間違いないだろう。

原題はシンプルに「up」。
確かに、ちょっとキモチが「上がり」、俺にすら、いやぁ~結婚もいいかもね...と思わせてしまう様な作品なので、カップルで見ても、夫婦で見ても、勿論、独りで見ても、シアワセな一本だ。

直ぐに当たり作品の続編を量産して、陳腐化させてしまう近年のアメリカのエンタメ業界において、常に果敢に新しいストーリーとキャラクターで挑むピクサーの挑戦心に、心から拍手しつつ、ピクサーの次回作は「トイストーリー3」(笑)。
久々の人気シリーズ続編だが、ストーリーを重視する彼等の事だから、期待してしまうよネ。これは。

2009年12月6日日曜日

iPhone3GSのメニュー画面を覗き見すると

ソフトバンクの仕掛けたiPhone3GS新規契約で本体実質負担額ゼロの罠に、見事に引っかかった俺は、12月4日のキャンペーン開始当日に、地元のソフトバンクショップで早速契約。

とは言え、電話はauだし、音楽や映像は音が断然違うWALKMANのXシリーズ任せなので、完全にネットとアプリを愉しむだけのため使用。
だから、ネットかアプリ動かしてないときは電源切ってます。(爆)

で、4000円位アプリを買って、メニューをカスタマイズしたんだが、これって、どんな風に使ってるかで趣味や性格出るよね...って思ったので、チョッと公開してみた。

1画面目。
デフォルトのアプリは、ほとんど無い。(爆)
iPhoneのケータイメールは、(SMS/MMS)は、チャットみたいな画面構成で楽しいね。
Twitterのアプリ「TwitBird Premium」(これ、スゲェいい)とか、地図とか、ニュース関連とか、カメラとか、使用頻度が高いアプリとタクシーの運賃計算アプリ「タクっちゃう」とか、割り勘計算アプリ「割勘なう」あたりは、これからの季節活躍しそう。


2画面目。
動画系、写真系、ゴハン系、辞書系のアプリ。
「iwoopie」は、検索して見つけたYoutubeなどの動画サイトの動画をダウンロードしてきて、オフラインで再生してくれるソフト。
「Dance Me」は誰かを写真にとって、アプリ上で自由にダンスしているような加工が出来て、動画(mov)にしてくれるソフト。作品はメールで送れる。BARで昨晩、遊びまくった。
「Pano」はパノラマ写真アプリ。
イチオシは、使えてインタフェイスもクールな「大辞林」。辞書なのについつい、読みふけってしまいそうな魅力がある。


3画面目はゲーム。
iPhoneってスゲェ...!バカ。とかって心鷲掴みの下らない実写系スカートめくりアプリの「Puff!」は、昨日バーテンの女の子も含めて、みんなで、ふぅふぅしてた。(息を吹きかけるとスカートがめくれる)
そんな技術をフル活用すると、ナムコの「ACE COMBAT Xi 」とか、ピンボールゲームの「The Deep」とか、「STAR WARS Trench Run」とか、PSPなのかこれっ?ってクオリティのゲームが色々出てくるわけで。
はまる。ぶんぶん腕を振って操作したりするから、電車の中では遊べないソフトも多し。
そして、これこそ電池消耗の激しい原因(爆)。


で、使わんなこれは...と思っている初期についているアプリは全部ここに詰め込んだ。4画面目。


うーん。iPhoneは楽しいね。通信と、アプリに関して。