2011年7月10日日曜日

マッチョ系北欧神話世界を笑って受容れられるか次第/マイティ・ソー

神の世界アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子ソー(クリス・ヘムズワース)は、その傲慢さから、氷の巨人の世界へ身勝手に攻め込み、平和を乱す。
怒ったオーディンはソーの力とムジョルニアを奪い、地球へと追放。
地球に堕ちたソーは、天文学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)と出逢い、慣れない人間生活を送るなかで次第に痛みや弱さを学び、彼女と恋におちるのだった。
一方そのころ神の世界では、そーの義弟ロキ(トム・ヒドルストン)が王位簒奪を狙い、陰謀を企てていた。ホーガン(浅野忠信)、ヴォルスタッグ(レイ・スティーヴンソン)、ファンドラル(ジョシュア・ダラス)の三銃士は、国家の危機をソーに伝えるため地球へやってくる。しかしロキは、破壊者デストロイヤーを地上に放ち、ソーの抹殺を謀るのだった。


昔の漫画、聖闘士星矢に出てきたような北欧神話の世界をマッチョにしたような作品。
追放された駄目な神様が力を失って、反省し、復活して悪をくじくという、もの凄く判りやすいアメコミ原作の作品をいつもならシェイクスピア劇なんかの重厚なコスチューム・プレイを得意としているケネス・ブラナー監督が、思い切りハメを外して作った馬鹿アクション映画。
なんと、ヒロインはナタリー・ポートマン。彼女も、ホントに仕事を選ばないね。
神の世界の三銃士の一人として、浅野忠信が出ていたりするんだが、3Dの高い料金を払ってまで見たいかは、微妙だった。
全ては、マッチョ系北欧神話世界を笑って受容れられるか次第。
ココロを広く持てる馬鹿映画ファンなら、おさえておいて損はないかな。(笑)



0 件のコメント: