2009年5月20日水曜日

ウォークマンの神髄NW-X1000使い倒してみて

以前、製品発表イベントで絶賛し、ここでもレポったうえに、実際、発売日に購入して愛用してきたソニーウォークマンの最高峰。「NW-X1000」。

入手からほぼ1ヶ月、使い倒してみて感じたことを今回、改めてまとめてみることにする。

インタフェイスは、皆さんご指摘の通り、ジャケットからの再生などiPodに近い印象を受ける。
が、圧倒的没入感で音楽に浸れるノイズキャンセリング(周囲の騒音を約98.0%カット)+デジタルアンプ搭載と、多彩なイコライザとサラウンドにより、音楽を楽しむためのデバイスとしての満足度では、圧倒的にこちらの方が優れていると、前回お伝えした、実感にズレは未だ無い。



やはり音は素晴らしく良く、そこは大満足。

しかし、細かいことを言うと、ジャケット表示画面では、長い楽曲タイトルを最後まで表示できないなど、細かなところにチョッと気を遣えよ...というストレスを感じていたりはする。
長いタイトルをちゃんと確認したい場合は、俺の知る限り、楽曲再生中にメニューから「詳細情報」をタップしないと望む情報にアクセスできない。以前の機種では、ジャケット表示画面でも楽曲をスクロール表示できていたので、どうしてこんな仕様になったのかは、謎。
話題のYoutube連動は、確かに面白い。下の画面は、Mr.childrenの楽曲再生中に、「おまかせリンク」機能でYoutube検索を動かした結果。



関連する動画が、一斉にあがってくる。



実際にアップされていた「エソラ」のPVを再生させたところ。
専用のアプリで再生しているのだが、高精細の画質で動画がアップされていれば、ウォークマン上でもYoutubeの動画を見ているなんてことを感じさせないくらいの高画質で再生できる。
正直なところ、ワンセグの画質の比ではない。 有機ELのディスプレイってところも、映像を見るうえでの満足度が上がる要因。
一方、ワンセグは下の写真の様な感じ。Youtubeより画質はショボい。まぁ、秒間15コマだし、ワンセグ自体がそういう仕様だから仕方ないが、このデバイスでわざわざこの画質を録画しようという気にはなれない。(一応、番組表からの録画に対応しているけど)むしろ、ネット接続できるデバイスなのだから、ケータイみたいにネット連動のデータ放送に対応してくれれば良かったのに、そこは未対応。テレビ局がワンセグの隙間で流しているニュースや天気予報にアクセスしたり、スポーツ中継でケータイみたいにデータ放送部分も楽しむ...という様なことが出来ない。ネットに繋がっているだけにここは、残念。

それより、 ウォークマン最高峰と言いつつ、以前はバンドルされていた動画転送ソフトの「イメージコンバーター」が別売りになった不満はもっと大きいかも。もっとも、俺の場合は昔のウォークマンについていた同ソフトでそのまま、アナログ放送を録画したものをNW-X1000に転送して視聴しているから良いんだけど。音と動画に徹底的にこだわるという、このハードのコンセプトから考えても、動画転送ソフトは標準でついていて欲しいよね。



ラジオはシンプルだけど、好きなデザイン。





Podcast機能については、気に入った番組を登録しておくと、まとめて更新をダウンロードしてくれて、自宅の無線LANで朝、一気に更新して外出するような使い方が出来るため、便利な一方、正直、世間のpodcast自体にそこまで面白いと思える番組が無い気がする。そう思うのは、俺だけか(笑)?

今回、もっともオマケ的というか、半端に終わっているのがブラウザでのインターネット接続。



まぁ、とりあえず見られます...という以上の期待をしてはならない。
下の写真は、俺のmixiのトップを表示させて見た写真と、Gmailに接続してみた写真。




しかし、数ページ閲覧すると大抵「リソース不足」で落ちてしまう。



おいおい。これしきの事で落ちてたんじゃ、まともな閲覧なんてできねぇだろ....とここについてはかなりのストレスを感じる。



余談で、検索や、ブラウザ上での文字入力時のインタフェイスについても少しだけ。

タッチパネルから文字入力していくとウインドウに変換候補が表示される。変換候補が表示されているウインドウをタッチすると、具体的に変換候補を選択できる画面に移行。指の大きな俺にも扱い易い工夫はされている。


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